レンタルオフィスのデメリット

設備面でのデメリット

個室を借りられるため、機密性が高いという特徴がレンタルオフィスにはありますが、あくまで、大きなフロアを分割して個室を作っている形をとっていることが多いため、造りによっては別の個室の話し声や電話の着信音が気になってしまう場合もあります。
内見の際には、防音についても確認しておくことが重要です。
また、Wi-Fi環境やプリンター、オフィス家具類も既に整っているため、入居したらすぐに業務が開始できるのがメリットですが、あらかじめ用意されているからこそ、勝手に変更することができない、ということがデメリットとなる場合もあります。
自分の好みに合わせて備品を無断で交換し、リフォームすることはNGである場合が多いので、注意しましょう。
多少の改装であればOKな場合もあるので、まずは相談することをおすすめします。

費用面でのデメリット

テナント事務所を借りるよりも初期費用やランニングコストを抑えやすいというメリットがありますが、坪単価にしてみると、同じ㎡のテナント事務所を借りるよりも賃料は割高である場合もあります。
これは、運営側がオーナーからフロアを借り、それを小分けして貸す、というビジネスモデルのため、オーナーに支払う賃料よりも多く収入を得なければならないためです。
そのため、長い目で見るとテナント事務所の場合よりも多く支払うことになっていることがあります。
また、個人事業として一人で起業した場合、自宅作業や顧客回りなどのため、オフィスに足を運ぶ回数が少なく、利用料を定期的に支払っているにも関わらず、実際に使用する時間が見合っていない、という状況になってしまうことも。

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